熱い! いしがき!!

先週末の6月21日(土)・22日(日)の2日間、盛岡の街をまるまる会場にしてしまった音楽イベント「いしがきミュージックフェスティバル08」が開催されました。

初日21日の朝8時、運営委員としての任務を果たすべく、メイン会場・盛岡城跡公園の本部に駆け込みました。盛岡は朝から快晴で真夏を思わせる暑さ。このときすでに汗だくだくで、瞳孔も半分開いていたかもしれません。

こんなことで一日乗り切れるのか!? と、不安が頭をよぎりましたが、これがぜんぜん大丈夫。むしろ、なぜか妙に元気で、夜8時まで、音楽にどっぷり浸りながら走り切りました。

盛岡城跡公園の野外ステージ、公園の隣にある教育会館のホール、ライブハウス「Club Change WAVE」を行ったり来たり。初めて聴くアーティストも多かったのですが、直球ど真ん中でハートを射抜かれた音楽にも出会うことができて、本当にゴキゲン。

半分遊びながらのイベントスタッフというのは、学祭の裏方をやるようなノリなんですね。アドレナリンが体を駆け巡り、疲れない、飽きない。街のあちこちに設けられた特設ステージに、ごく自然に人垣ができているのもなんかいい眺めで、気分がさらにアップ! 観客とアーティストが一体となった幸せをたっぷり味わえた一日でした。

ところがその反動はてきめんで、2日目は午前中でフェイドアウト。週明けの仕事は、ほとんど抜け殻状態。でも、来年もぜひやってちょうだい! という思いは募る一方なのでした。

正しい花見

春爛漫の盛岡。この週末、花見をしました。
会場は盛岡市民の憩いの場・岩手公園。
(正式名称は「盛岡城跡公園」だけど、そう呼ぶ人は少ない)

天気予報は限りなく大荒れとなっていたので、傘さしてでもなんでも
とりあえず桜を見て、あとは店に逃げ込もう…という算段でしたが、
雨どころか、昼過ぎにはなんだか晴れの空模様。

そこでメンバーの一人が、
「とりあえず岩手公園で花見0次会を決行。来れる人、ビールを持ってカモン!」
というメールを発信。これがナイスジャッジとなったのでした。

夕方4時。うす曇りながら十分明るく、風もない、
絶好の花見日和となった岩手公園で、花見0次会スタート。
桜はまさに満開。モリモリと咲いた花の下で飲むビールは格別ですね。

0次会は1時間ほどで切り上げ、本来の1次会であるレストランへ。
参加メンバーが勢ぞろいし、助走なしで大盛り上がり。
花は見えなくても、気分は花見なのね。

程よく酔っ払ったところで、2次会は再び岩手公園。
夜桜を愛でながら、宴は第2ラウンドに突入(人によっては第3ラウンド)。
満開の桜、お城の石垣…こんな正しい花見は久しぶり。
おまけに、枝の間からは満月が…。

9時30分。夜桜照明の消灯とともに、またまた店へ。
外→店→外→店と、出たり入ったりを小刻みに繰り返しながら、
春の宵は楽しく更けていったのでした。

おがっち、お疲れ。
来年もやろうね!


夜桜

落語は楽し!

先日、盛岡で行われた落語会に行ってきました。噺家と曲芸師あわせて8人が出演する、かなり大掛かりな会です。

年に一度のこの会のトリは、名人・柳家小三治。東京落語の大看板目当てに、会場は満員御礼。でも、年配のご夫婦が多いせいか、なんとなくほのぼのとした雰囲気です。

それぞれに個性的な噺家さんたちの芸に、会場は次第に盛り上がっていきます。会場が充分温まったところで、いよいよ、お目当ての小三治登場。「待ってました!」の掛け声がかかり、空気は一気にヒートアップしました。

やっぱり上手い(なんて偉そうにいえるほど通でもなんでもありませんが…)。お屋敷の庭の緑が見えるし、お酒は冷たくておいしそうだし、旦那さんと植木屋さんはふたりともいい人そうだし…と、噺が映像となって眼に浮かぶんですね。これが話芸ってもんですか(なんてまた偉そう…)。

もちろん笑わせるところは、きっちり笑わせてくれました。くすくす、ぐふぐふ、ぶぅわっはっはと、どんどん高まる場内の笑い声。しまいには息が切れて、ひーひー言ってる人もいました。

どっかんどっかん笑って頭すっきり。小三治さん、来年もお待ちしてますよ!



スキー魂?

冷え性、高所恐怖症、めんどくさがり。そんな人間にもっとも向いていないスポーツ、
それがスキーではないでしょうか。
ところが、この三大弱点を抱えた私はスキーが大好き! 
といっても、シーズン中2〜3回いけばいいほうのヘナチョコですが、
気持ちだけはありますよ。

盛岡生まれ育ちの私ですが、幼少期のスキー経験はなんとも貧弱です。
小学校の頃(恐ろしいほど昔です)、いとこの皮製のスキー靴と、重くて長いスキーを借りて、
北上川の土手を滑り降りたのがスキーとの出会い。
寒いし重いしで、すぐにギブアップ。

ところが中学校に入ると、冬の体育の授業はなんとスキー。
バスで岩山のスキー場に連れて行かれ、
たぶんスキーはそんなに得意じゃない体育の先生の指導を受けたのでした。

限りなく平らな斜面で、曲がり方と止まり方の基本を教わった後、さっさと実技。
リフトだかロープトウ(!?)で、とにかくいちばん高いところに連れて行かれた中学1年生たちは、
「滑れ!」という先生の号令のもと、ヨレヨレのボーゲン(らしきもの)で滑りました。
恐怖で声も出ない中1の群れ。
今ほどスキーは一般的でなかった時代、スキー経験者は学年でもごくわずかでした。
おまけに、教え方も大雑把でした。

私はというと、まったく滑れない自分に腹が立ち、
その週末から一人でスキー場に通い、秘密特訓を開始。
昔の親は子どもの遊びを送り迎えするほど甘くないので、バスで行きました。
スキー板と、でかいリュックをかつぎ、バスセンターで網張スキー場行きに乗り換え、
家から2時間以上かけてやっと到着。

網張での孤独な自主トレは、ロープトウで上り、斜めに滑っては方向を変え、
制御不能なスピードになると転んで止まるという原始的な方法。
スクールなんてしゃれたものはありませんから、まったくの独学です。

それでも何かは身についたらしく、
シーズン終わりには、学年の「滑れる組」に入っていました。

もちろん無垢な情熱は長続きせず、
中3のスキー教室を最後にしばらくスキーとは無縁の暮らし。
ところが30歳を過ぎたあたりから無性に滑りたくなり、今に至っています。

ベースは独学なのでヘタクソですが、今年は久々にちょっとやる気。
それにはまず、昨シーズンから車のジェットバッグに入れっぱなしのスキー板を取り出して、
様子を見なければなりません。
ああ、スキーは行くまでがめんどくさい…。



そんなにナマコが好きなのか…

食べ物の好き嫌いというのは、まさに超個人的問題。なんで嫌いなのか、なんで好きなのか、その理由は、本人以外には納得しきれるものではありません。

私の場合、日常生活に支障をきたすような好き嫌いはありませんが、どうしても食べられないものがあります。その筆頭がバナナ。匂いだけでウッときます。次は練り物。かまぼこ、はんぺん、さつま揚げ、ちくわの仲間はまったくダメ。つくねやつみれも苦手。舌にまとわり付く「練ってある感」がダメなんですね。

となると、おでんも食べられないと思いきや、ダイコン、たまご、コンブ、シラタキ、焼き豆腐、牛スジ、そしてガンモなどなど、大好きなネタの方が多いじゃないですか。フランクフルトソーセージがあったら迷わずオーダーします。

なんでガンモがよくて、さつま揚げがダメなのか? なぜソーセージを愛し、つくねを嫌うのか? 訳を聞かれても困ります。だってそうなんだもん…。

ところで、「どうしてもあれが食べたい!」という衝動に駆られることは誰しもあること。それもごく個人的な感情だと思うのですが、やはり、はたから見ると理解できな場合もあるものです。

先日の昼時、あるお蕎麦屋さんで親子丼を食べていると、20代前半の、ものすごくかわいい女性が一人で入ってきました。そのお蕎麦屋はラーメンやお酒のおつまみ系も充実しています。そこで彼女が頼んだのは、ラーメンと、なぜかナマコ酢。

うら若くかわいい女性が、真昼間、お蕎麦屋でナマコ酢を食べている図はかなりシュールでしたが、「どうしても食べたかったのね」と、妙に納得してしまったのでした。まあ、食べ物の好き嫌いに関してとやかく言える私ではありませんが…。